今月の先生1

若城カイロプラクティック研究所 所長 
    若城 弘治 先生 
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  『腰痛』
 いわゆる腰痛とよばれるものは、なんらかの原因で腰から出てくる神経が痛みを感じることです。
 腰とは背骨の下部から骨盤にかけて屈伸する部分のことです。
 背骨〔脊柱〕は脊椎骨の連結したもので、脊椎骨は頚椎7個、胸椎12個、 腰椎5個、および仙骨と尾骨で出来ています。
 椎骨がつながる部分を椎間関節といい、この関節の前から脊髄より枝分かれした神経が出ています。

腰痛を起こす主な原因として
  1. 椎骨を連結している椎間板に神経が接触して神経を興奮させる
  2. 椎間関節が接触して知覚神経を興奮させる
  3. 脊柱の土台である仙骨と腸骨との間にある仙腸関節がズレ痛みを出す
  4. 背中の筋肉がパンパンに張ってしまい、筋肉や筋膜より痛みが発生する

痛みを発生する組織としては筋肉、筋膜、腱、靭帯などがあります。

 いずれにしても、興奮した神経をもとにもどさなければ痛みは治まりません。 腰痛の治療とは、軟部組織の異常を改善し、神経の異常興奮を低下させることが一番重要です。
 整形外科的検査、神経学的検査等を行い、必要があればレントゲン写 真もお願いします。検査により腰痛の種類を鑑別してから、年齢、性別 、症状に適した 無理の無い治療を行います。

* 椎間板が神経に直接接触するタイプの腰痛は、症状はかなりひどく、腰痛に加えて下肢に痛み、しびれ感、冷感、ひどい場合は筋萎縮を起こします。
<治療方法は異常のある椎骨を調整(アジャスト)して、椎骨間を広げ神経の 流れを改善します。>

* 椎間関節が接触している腰痛は、立つことはもちろん横になっていても痛みがあり、寝返りを打つことも出来なくなります。
<治療方法は椎間関節の間隙を広げ、神経を興奮させないようにします。>

* 仙腸関節のズレによる腰痛は、朝洗顔時の姿勢が困難で、椅子にしばらく腰を掛けていて立ち上がろうとすると臀部に痛みが起こり立ち上がれないなどの症状がでます。
<治療方法は仙腸関節にストレスがかかるためで、正しく噛み合つていない 仙腸関節を正しい位置に戻して、引き伸ばされて痛みの出ていた靭帯に無理がかからないようにします。>

* 筋肉・筋膜の緊張による腰痛は、比較的に治りが早い。
<治療方法は筋肉・筋膜を伸展させて神経の興奮を抑えます。>
我々の所にカイロプラクティック治療に来られる方の70%が腰痛です。

 これ以外の原因で腰痛が起こることもあります。 そのような場合でもカイロプラクティック治療の適応となるものがあります。 お気軽にご相談ください。