11月の先生1

栗東動物病院 院長 
藤野 和彦 先生                栗東動物病院ホームページはこちら
動物病院への掛り方

近年 ヒトの伴侶動物としての役割が増してきた小動物の病気も昔と変わりつつあります。事故、フィラリア症などは減ってきています。一方、動物もヒトと同じ生活化およぴ高齢化時代を迎え成人病的な病気(ホルモン異常、高血圧、心臓病、白内障など)およぴ腫瘍そして痴呆症などが増えてきています。また飼い主様との(お互いに依存している)密接な関係から生じる精神的な病気、たとえば分離不安症なども見られます。以上の背景を踏まえて病院と飼い主様と動物の関係を考えると、お互いに信頼関係ががもてるホームドクター的な病院が良いのではないかと思います。
 よって病気の時だけ病院を受診するのではなく、予防(ワクチン、フィラリアなど)および成人病に代表される年相応の健康状態をお互いに把握する事が大切です。すなわち普段の状態ないし「毎日のご機嫌」を見ることが重要になり、そのことによりヒトと同じで病気の早期発見ひいては長生きにつながると思っております。
 『病院をより気楽に、身近に、頻繁に、活用して頂きちょっとした事でも先生にお聞きください』また所謂「行き着けの病院」以外にもヒトの様に病気によって、その他の条件によって、あるいは上診的に病院を幾つか決めておかれた方が良いかと思われます。「各々の目的にあった動物病院を選ぶのは飼い主様です」