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『肩の石灰沈着性腱炎』
肩の石灰沈着性腱炎とは腱板というすじの中に石灰が沈着する事によって肩関節周辺の炎症が起こりそれが原因となって疼痛、運動制限と言った症状を引き去こします。 しかしながら腱内石灰沈着には臨床症状やレントゲン像から4つの病期に大別
でき病期によってかなり異なった症状が現れます。つまり急性発作的な激痛を伴うものから肩の鈍痛、肩の運動後の痛みを感じるもの又自覚症状のないものなど様々です。
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第1期
石灰沈着が腱板というすじの中に限局している状態でほとんどの場合無症状です.(図−1) |
第2期
石灰沈着物が運動時摩擦を少なくするための注油機構の働きをする肩峰下滑液包と言うふくろの底面
を刺激する事により炎症が滑液包全体に波及する時期で肩の鈍痛が続き次第に痛みが増加してゆき肩の運動制限が現れはじめます。(図−2) |
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第3期
石灰沈着物が滑液包を突き破り包内に流失していきます。この時期に痛みは頂点に達し、その激烈な痛みのためあらゆる方向の運動は制限され衣ふくの着脱も困難になります(図−3)
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第4期
流失した石灰沈着が吸収され、炎症が鎮静化自然修復される時期です。(図−4)
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以上4つの病期にわけて解説しましたがほとんどの場合第2・3期の時に患者さんは来院されます。治療としましては抗灸症剤の入った注射を局所へ打つ事により劇的に痛みの改書を認めます。その後、急性期をすぎたものは温熱療法やマッサージ、運動療法を主体にして治療を行います。
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